きゅうりのネット張り – 2021/05/15

終日曇りの予定だったのですが、晴れでした。

今日はきゅうりが蔓を付けつつ上に伸びていくためにネットを張ります。

きゅうりのネット張り

パイプの頂上にマイカ線(黒いバンド線)を結びつけてカーテンレールのようにネットの穴に通します。

パイプの最下部にもマイカ線をネットに通し奥の端まで広げます。

まだ芽が出たばかりのきゅうりですが、このネット目に蔓を絡ませながら上に伸びていくのです。

きゅうりは3粒/穴で播種し、この段階で元気な2粒を残し、他を捨てます(最終的に1粒を残します)。

以下の例だと左下が歪な葉になっており、順調な成長を見せていないため間引き対象になります。

農薬の使い方

主に今年1年目の12期生向けに農薬の使い方説明がありました。

簡単に紹介

  • 農薬は野菜ごとに使って良い量が決まっている
  • 必要以上に使っていまうと「農薬取締法違反」になる(必要以下の場合は問題なし)
  • ○○フルアブルという農薬名
    • 水に溶けないものを水に浮遊させているという意味
    • 成分が沈殿しやすいので必ず振って撹拌させること
  • ○○乳剤という農薬名
    • 水に溶けないものを乳化剤を入れることで水溶にしてる
  • ○○水溶剤(粉)という農薬名
    • 水に溶ける
  • ○○水和剤(粉)という農薬名
    • 水に溶けない。沈殿しやすい。
  • 有機農場でも使える農薬がある
    • たとえば、ジーファイン水和剤
    • うどん病などに効果がある
    • 自然界に存在する銅と重曹から出来ているので何回でも使える
  • 水と混ぜる順番
    • 展着剤→液体→粉
  • 噴霧器を使って農薬をまく時、葉の裏を8割、葉の上を2割にする。
    • 葉の裏は気孔があるため吸収しやすい。
  • 同じ種類の農薬を何度も使うと耐性が出来てしまうため、何種類かを交代で使ったほうが良い

研修生が同時に共同の噴霧器を使うと混んで待つこともあったので、今年はMy噴霧器を買おうかな(研修で使っているものと同じもの↓)

他の野菜は順調?

ナスの摘果

しっかり根が定着し大きくなっていっています。

一つ目の実は大きくなる前に取り除きます(摘果)。小さい苗の状態で実をつけてしまうと体力を消費してしまい、成長を阻害してしまうからです。

トマトの脇芽かきと結束調整

前回、トマトトーンを第一花房に塗ったことで早速実を付けてました。これで第二花房以降もしっかりとした実が出来ますね。

たった一週間で脇芽が大きくなってしまっていたのでカッターで切り取ります。雨が降ると切り口からばい菌が入ってしまうおそれがありますが、今日は晴れてよかったです。

また、結束した部分よりも高く成長しており、風に煽られないように、結束紐を少し上に結び直します。

レタスはぐんぐん

球レタスもリーフレタスも順調に育っています。前回、尿素(窒素)を追肥した効果もあるのでしょう。

球になってきそう
レッドファイヤー
ダンシング

カブはネット内で

ふさふさの状態。この1週間で急激に成長したような気がします。

ネットの高さをもう少し高くしたほうが良いかな?

枝豆のハエは?

前回、大量のハエが発生していた件、ネットから全部出した上で1週間様子見しました。今日ネット内にいたのは2匹のみ。枝豆の成長を阻害していないので、一旦このままいこうかなと思います。

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