先週から2年目の研修が始まりまして、土壌改良(堆肥、VS菌・カニ殻などの微生物調整)した圃場で今日から野菜を作り始めます。
第一弾は、枝豆とレタス(球とリーフ)です。
先週の土壌改良で窒素分が既に多く投入されているため、それらを施肥基準から差し引き基肥とします。
施肥基準:地域・野菜ごとに肥料の推奨基準が定義されています。例)東京都施肥基準
基肥、耕運、畝立てと黒マルチ
基肥を圃場の該当するエリアに巻いて、耕運機で混ぜます。その後、畝立てします。
久しぶりの畝立て。縦幅を75cmにしないと黒マルチの穴と合わなくなるため、なかなかに難しいー。
その後、黒マルチを張ります。
黒マルチを張ることで
- 雑草の繁茂を防ぐ
- 高い保温性で、作物の生長を促進
- 雨などによる肥料や農薬の流出を防ぐ
効果があります。
ぴーんと隙間が出来ないように張りながら両横に土をかけて固定化していきます。隙間が出来ると温かい空気が入ってしまい、根が駄目になってしまうのです。
球レタスとリーフレタス
球レタスは苗を定植、リーフレタスは種を播種します。
土壌から虫にやられないように、カルホス粒剤で土壌消毒を行います。
スコップを使って土と混ぜます。
球レタスはマルチに触れると熱で苗がやられる可能性があるため、土を敷いてあげます。
リーフレタスの種は好光性種子(こうこうせいしゅし)といって光を好む種のため、上から少し見えるぐらいに薄く播種して軽く鎮圧します。
枝豆は防虫ネット
枝豆もカルホス粒剤で土壌消毒し、3粒/1穴を直径の2、3倍の深さに埋めて軽く鎮圧します。
枝豆は鳥が好んで食べてしまう鳥害、カメムシがついてしまう虫害があるため、防虫ネットを張ります。
ネットの端を土で埋めることで隙間を埋め、鳥・虫が入ってこないようにします。
今日は作業量が多く、もっとも長時間、研修場にいました。7時間ぐらい?
流石に疲れましたが、枝豆とビールを想像するとよだれが出てきます。収穫が楽しみです。
エダマメの生産履歴 球レタスの生産履歴 リーフレタスの生産履歴